寒い季節の猫背は「うつ」になるリスクも?!身体を温めてよい姿勢を!!

2月も半ばを過ぎ、ところによっては氷点下の日が何日も続いています。

寒いと人は自然と肩をすくめて背中を丸めがちになりますよね。

 

これは体温を寒さに奪われないようにするため

”本能的に”猫背になっているわけです。

 

ですが、背になるということは

まっすぐな良い姿勢でいる時よりも身体に負担がかかるために

様々なマイナスの症状が起きてくることがあります。

 

よくあるものが首・肩のこりや腰痛ですが

そういった肉体面だけでなく

「うつ」のようなメンタル面での影響がでることもあります。

 

以下で詳しく書きます。

 

 

 

猫背がメンタル面に影響を及ぼす3つの理由

 

猫背で下を向くと気持ちも下向きになる

 

 

 

単に猫背になるだけならそう下を向くこともないかもしません。

ですが、ずっと猫背の姿勢で歩くと

だんだんと目線が下がってくることはないでしょうか?

 

そうやってうつむきがちに歩き続けてると

不思議なもので気持ちもだんだん暗くなってきます・・・。

 

人の気持ちは、よっぽどハートの強い人でない限り

周りの影響でころころ変わりやすいところがあります。

 

つまり、下を向く時間が長いと

気持ちも下がり暗くなってきやすいです。

 

昔から「カタチから入る」という言葉もありますが、この場合もそうですね。

 

そんな暗い気持ちが長期間続いていると

だんだん「うつ」のような状態になる恐れも出てきます。

 

 

 

猫背は脳も酸欠気味になる

 

 

 

 

猫背で背中を丸め、肩をすぼめている姿勢は

胸がつぶれた状態になっていて胸部も大きく広がりません。

 

胸の中には肺がありますから

当然肺も大きく広がることができず

呼吸が浅く短いものになります。

 

すると、新鮮な酸素を取り込みにくくなるために

脳を含め、身体へ送られる酸素も通常より減少し

自然と酸欠気味になってきます。

 

酸欠の身体は疲れやすい上に疲労も回復しにくく

その結果、酸欠の脳は集中力や思考力が低下して

前向きな発想もしにくくなり「ぼーっ」としてくるようです。

 

また、猫背で疲れた身体でいると

なんとなくため息が出やすくなるなど

結果としてメンタル面でのリスクもあるわけです。

 

 

猫背は自律神経の働きも乱す

 

 

 

自律神経は私たちが自分で意識しなくても

食べたものを消化したり

睡眠リズムで疲労回復させてくれるなど

身体の働きをちょうどよいようにコントロール(自律)してくれています。

 

よって、自律神経の働きが乱れた状態が続くと体調も崩れるわけですが

それだけでなく「うつ」のような症状の原因にもなります。

 

自律神経の幹は背骨のわきにあり

自律神経の中枢は後頭部にあります。

 

なので、猫背で背骨のカーブがきつくなったり

首猫背で後頭部と首の間がつまってくると

自律神経も影響を受けて働きが乱れてくるわけです。

 

 

 

3つの方法で姿勢を改善して「うつ」を遠ざけましょう!

 

上記の3つの理由により、寒さで猫背になった人は

「うつ」になるリスクが高まります。

 

ということは

姿勢をよくすれば「うつ」のリスクを下げることもできると言えます

 

ですが、寒さから身体を護るために猫背になっているわけですから

ただ姿勢を良くしても、むしろ身体は冷えるかもしれません・・・

 

そこで以下の3つの方法で

姿勢を意識してみてはいかがでしょうか?

 

 

1.あたたかい服装は”首”がポイント

 

 

 

ご存知の方もいるかもしれませんが

人の身体で「首」といわれる部分を温めると

保温効果がアップして寒さにも対抗しやすいようです。

 

つまり温かい服装とは、単純に素材だったり

枚数が多ければいいというものではないんですね。

 

首とは、「首」、「手首」、「足首」

「ウエストの胴回り部分」などがそれにあたります。

 

マフラーを巻いたり、上着の袖の部分をしっかり包んだり

長めの靴下を履くなど「足首」が出ないようにしたりと

 

外気に触れないような服装で全身の「首」を保温すると

猫背にならずに寒さに対抗しやすくなるというわけです。

 

 

 

2.食べものや飲み物で体の内側から温める

 

 

 

寒い季節は鍋物や煮込み料理のような温かいものが美味しいですよね。

 

熱々の料理を口にすることで身体は温まりますが

日頃から温かい状態を維持するためには

ショウガのような”身体を温める”食材を毎日摂ると良いようです。

 

例えば、ショウガを入れた「ジンジャーティー」などですね。

他にも身体を温めるものはありますので

自分に合ったもので常に体内がポカポカするように心がけてみてださい。

参考:https://afun7.com/archives/906.html

【万能薬 生姜の効能・効用】

参考:http://n-harmony.net/column/hie/19.html

【体を温める食べ物・冷やす食べ物】

 

 

3.温かい部屋に入ったらストレッチで姿勢をリセットする

 

 

 

そうはいっても真冬の早朝や深夜の通勤では

猫背になってしまった方が楽な時もありますよね。

 

先ほどもお伝えしたように

そもそも猫背になるのは「寒さから身を護るため」なのです。

 

無理に姿勢を良くして身体を冷やしてしまうよりも

暖かな部屋に入ってから

背すじを伸ばしたり肩を広げるようなストレッチをして

姿勢をリセットするようにしてみてください。

 

 

まとめ

 

2月は1年で一番寒い月と言われています。

寒い時人は無意識に猫背になるものですが

猫背でいる時間が長くなると身体のコリだけでなく

精神的なリスクもあるのです!

 

服装や食べ物で寒さに対抗すると同時に

ストレッチなどで身体をリセットすることで

よい姿勢とメンタルを維持し

春の訪れに備えてください。

 

参考:http://jmtta.org/blog/3818/

【うつ対策には姿勢も効果あり!?まずは背すじを伸ばしてみること】

 

よい姿勢の作り方がわからない場合は、

以下の「美しい姿勢スペシャリスト認定講座」がおススメです。

ご興味を持たれた方は、まずはお気軽にお問合せくださいませ!

 

 

 

 

 

投稿者

四方田 春義(よもだ はるよし)

一般社団法人日本施術マイスター養成協会認定猫背矯正マイスター®

『美しい姿勢スペシャリスト』認定講座講師ディレクター

太極拳整体創始者、立身堂整骨院院長

 

 

 

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