姿勢の基礎知識

姿勢の基礎知識

猫背を治すには、まず猫背とは何かということを正しくご理解いただきます。正しい姿勢は、理解することから始まるのです。
ご来院頂いた患者様には、ちょっとした予備知識をお伝えしております。

背骨の構造

背骨の写真

一般的に猫背とは、どう解釈されているのでしょうか。
「首をやや前に出し、背を丸めた姿勢」(大辞泉より)
総じて猫背の一般的な解釈は、「背中が丸まった状態」というものです。

ただ協会においては、猫背とは
①見た目が猫背ととらわれてしまうもの
②身体に影響が出やすいもの
と考え、以下のような目安を設けています。

胸椎の後弯⑴胸椎の後弯
肩が前に出ている⑵肩が前方に出てきている状態
頚椎過前弯⑶頸椎過前弯もしくは後弯を伴うもの

猫背の4つのタイプ

正しい姿勢

<本来の正しい姿勢>

円背型猫背
①円背型猫背

背中が丸まっているパターンです。
起きやすい症状;背中の痛み、肩こり、腰痛、胃腸の不具合など

前肩型猫背
②前肩型猫背

肩が前方に飛び出してしまうタイプです。
起きやすい症状;四十肩・五十肩などの肩の痛み、肩こり、胸郭出口症候群など

顔出し型猫背
③顔出し型猫背

顔が前方に出ているタイプです。
起きやすい症状;肩こり、首の痛み、頭痛、顎関節症など

首無し型猫背
④首無し型猫背

見た目として首が見えづらくなってしまうタイプです。
起きやすい症状;重度の肩こり、首の痛み、頭痛など

立っている姿勢と座っている姿勢

よく施術をしていく中で、まずは患者様に立っていただき、姿勢を診てもらうことが多いと思います。
しかし先生の前で「気をつけ」をすると、姿勢が良いケースが多いのです。
人に見られるのですから、姿勢を整えますよね?

まず良い姿勢の例です。

良い姿勢1
良い姿勢2
良い姿勢3
良い姿勢4

悪い姿勢はこんな形です。

悪い姿勢1
悪い姿勢2
悪い姿勢3
悪い姿勢4

実は姿勢は座っている方が崩れやすいのです。

  • 仕事中
  • 勉強中
  • 運転中
  • お食事中

立ち方もそうですが、座っている姿勢も含めた日常生活の見直しが重要です。

身体のゆがみとは

身体のゆがみ

ゆがみ(歪み)とは、文字通り身体が正しくない姿勢になってしまっていることです。
筋肉、関節、骨格などゆがみを生じます。
特に身体の支柱である骨格がゆがむと、その部分を支えようと筋肉や靭帯などに負担がかかります。
肩や背中、腰など慢性的に痛みや違和感がある場合は、骨格のゆがみからくる、筋肉のコリであることが多いのです。

<特にゆがみやすい部分>
脊椎(頚椎・胸椎・腰椎)
脊椎(頚椎・胸椎・腰椎)

骨盤
骨盤

頭蓋骨(顔面も含む)
頭蓋骨(顔面も含む)

顎関節
顎関節

足関節
足関節

猫背においても、ただ背中が丸くなるだけでなく、骨格のゆがみに注目する必要があります。
ただ、丸まっているだけの場合、意外と症状的に出てこないことがあります。
ここにゆがみが加わることにより、筋肉へのストレスが大きくなり、時間が経つにつれ症状となって現れるのです。