姿勢が悪いと便秘になりやすい!?

今回は、姿勢の悪さと便秘の関係性についてです。

 

姿勢が悪いことで便秘につながるのか?!

と疑問に感じる方もいらっしゃると思います。

 

・・・便秘と姿勢には密接な関係があるんですよ。

詳しく見ていきましょう。

 

 

腸の働きを調整する自律神経

 

 

便秘は、便が出ない、お腹が張る、痛みが出る、便が固い、などの症状が現れます。

原因は腸の働きが悪い、ストレス、病気など。

 

これらの原因の中でも、姿勢と関連のある便秘は

ストレスなどで腸の働きが悪くなっているものです。

 

腸の働きは自律神経が調節していて

その中でも腸の活動に関係してくるものは副交感神経です。

 

副交感神経は主にリラックスしている時に働きます。

 

 

ストレスがかかり続ける現代生活を送っていると

そうした副交感神経の働きが悪くなり腸の活動が低下します。

 

腸の活動が鈍ることで

便の排泄がうまくできなくなり便秘になってしまうのです。

この副交感神経の働きが姿勢と関連してきます。

 

 

 

姿勢が悪いと便秘になる仕組み

 

 

解剖学的にいうと、頭から骨盤まで自律神経節という塊があります。

特に背中には自律神経の交感神経(興奮したときやストレスのかかった時に働くもの)の節が

背骨の脇に沢山あります。

 

姿勢が悪くなると背中が丸まり、背骨の動きが悪くなります。

 

 

すると背骨の脇にある交感神経を刺激してしまいリラックスできなくなります。

 

さらに悪い姿勢を続けると

交感神経を刺激して副交感神経がうまく働けなくなります。

 

結果、副交感神経の働きが低下すると腸の活動も低下するので

姿勢が悪くなると便秘になりやすくなるというわけです。

 

便秘にお悩みの方は姿勢を正しくすることで

解消が期待できるかもしれませんね。

 

 

まとめ

 

・便秘の原因は腸の働きが悪い、ストレス、病気など様々。

・腸の働きは自律神経の副交感神経の働きが低下すると下がる。

・姿勢が悪いと自律神経の働きが悪くなることで便秘になりやすい。

 

 

 

 

投稿者

浅田 貴士(あさだ たかし)

一般社団法人日本施術マイスター養成協会認定猫背矯正マイスター®
五香あおぞら鍼灸整骨院