誰でも人からは良く見られたいですし
外見がどのように映っているか気になりますよね。
例えば ”姿勢美人” という言葉には
「姿勢が美しい人」と「姿勢が良いので美しく見える人」
という二つの意味があります。
ところでファッションモデルというと
スタイル的にも別世界の人というイメージがありますよね。
誰もがショーに出られるわけではありませんが
”美しい姿勢、姿勢美人”になることは今すぐできます！
以下で詳しく書きます。
美しい姿勢は身体に無理がない
姿勢美人の例としてモデルをあげましたが
もともと身長が高く手足が長い、身体は上下にスッと伸びている上に
身体に余計な力が入らず、指先から足の先まで動きが優美できれいです。
これは”無理（な力）がないから”できる事なのです。
一方、猫背で背中が丸くなっている人が
自己流で背すじを伸ばした時はどうでしょうか？
たいていの場合、胸を張って腰を反らし
身体に余計な力が入るのでとても窮屈です。
しかも力を抜くと元の猫背にすぐ戻ってしまいます。
胸を張るのは間違い！
実は猫背を直す時に胸を張るのは間違いなんです。
もともと胸を張る、という動作には
正々堂々とか、やましい所がないなど正しいイメージがありますよね。
なので、姿勢をよくしようと胸を張ったり
猫背の人に「胸を張りなさい」といいがちです。
ですが、胸を張ると自動的に腰が反る反り腰になり上半身が後ろに倒れ
さらに前をよく見ようと自然に顔が前に出るので
顔出し型猫背（首猫背）になります。
猫背を直そうとした結果
猫背が悪化する上に、余計な力が入ることで疲れてしまい
何もいいことがありません。
つまり、猫背を直す時に胸を張るのは間違いというわけです。
※実は猫背の人は、
腰が反った（骨盤は前傾しています）反り腰や
反対にお尻が前にすべって（骨盤は後傾しています）いることが少なくありません。
もしあなたがそうなら
最初に骨盤周りのストレッチが必要になってきます。
骨盤周りのストレッチをすることで、
骨盤をまっすぐ立たせるようにするのです。
やり方についてはこちらのリンク先をご参照ください。
参考：何度治療しても再発する腰痛!!それは猫背が原因かも?!
そういった骨盤回りの過度の前傾・後傾がない場合は
このまま読み進めていただいても大丈夫です。
猫背を治す時は胸を持ち上げる
猫背を直す時は胸を持ち上げましょう。
胸を張る動作と胸を持ち上げる動作
一見似ていますが実は違います。
張る動作では大胸筋と呼ばれる胸の大きな筋肉に力を入れて伸ばす状態です。
一方、胸を持ち上げる動作では
胸の中心にある胸骨という骨を呼吸に合わせて上げるだけです。
力は入れません。
この”胸を持ち上げる動作”で、猫背の背中をリセットし
無理のない良い姿勢に戻します。
胸持ち上げストレッチのやり方
１、胸の中央（胸骨）にペンなどを縦にあてます
（上の写真を横から見た所）
２、息を深く吸いながら
胸がペンに引き上げられるような感覚で胸全体を広げましょう。
３、吸い切ったところで10秒キープした後
姿勢を維持し顎を引いて静かに息を吐きます。
４、鏡で自分の姿勢を見ながら毎日続けてください。
良い姿勢を鏡で見ることで
正しい姿勢のくせをつける事ができます。
今まで猫背でいた人は、身体に猫背のくせがついています。
ですが、毎日の体操と鏡による姿勢チェックで、
美しい姿勢のくせをつけて姿勢美人になれますよ！
まとめ
誰もがなりたい姿勢美人。
姿勢美人といえばモデルが連想されますが
その姿勢は身体に無理がありません。
一方、私たちが自己流で猫背を治そうとすると
身体に力をいれて胸を張った（腰を反らせた）無理のあるやり方をしがちです。
ですが、それは間違いです！
力を入れて胸を張るのではなく
呼吸に合わせて胸（胸骨）を持ち上げる体操を
毎日10秒やればよいのです。
ただ、長年猫背でいると身体に猫背のくせがついて
ガチガチに固まっていることもあります。
その場合は、先ほどリンク先をご紹介した
骨盤回りのストレッチなどとあわせて行ってください。
いずれも1回たった10秒でできる簡単なものばかりです。
なお、これらの内容を毎日読めるメール講座もあります。
こちらは無料で登録できるうえに、
一般社団法人 日本施術マイスター養成協会の
「美しい姿勢ワークショップ」への参加費が割引になる特典もあります。
ぜひ、この機会にご登録いただき
あなたの周りの猫背でお悩みの方にご紹介いただけると嬉しいです！
参考：【100日プロジェクト】1日3分毎日読むだけで、キレイ姿勢になれる！
https://jmtta.org/mail-course/
投稿者
四方田 春義（よもだ はるよし）
一般社団法人日本施術マイスター養成協会認定猫背矯正マイスター®
『美しい姿勢スペシャリスト』認定講座講師ディレクター
太極拳整体創始者、立身堂整骨院院長