みなさんは、コロナウイルスで心身ともに疲れてしまっていませんか？？？
日本全国に緊急事態宣言が出され自粛しなければならなかったり、緊急事態宣言自体が解除されたとしても、感染者が再度増加するような第２波・第３波がくる可能性もあります。
そうなってくると、不安や恐怖などから、今後もコロナ疲れされる方が増えてくる可能性も十分に考えられます。
疲れからストレス過多になると、自律神経が乱れてしまいます。
自律神経は免疫力に関わっていますので、自律神経が乱れると免疫力低下に直結してしまうのですよ！
免疫力が低下すると感染しやすくなりますし、コロナウイルスに限らず、新たな感染症に罹りやすくなったり、ちょっとした風邪から肺炎になるリスクも高まってしまうわけです。
こうして自粛していることが、かえって免疫力の低下につながるのは逆効果ですよね？
ですので、今は、コロナ疲れの解消が急務だと考えています。
ストレスを解消して、自律神経を整えてあげて免疫力をアップしていくことを、一人ひとりがしっかりと考えて、すぐに取り組んでいく必要があるわけです。
そこで、今回はコロナ疲れを解消し、免疫力アップに効果的な方法を２つご紹介しますね。
先に結論になりますが、その効果的な２つの解消法はこちらです。
１つ目は・・・・・・
『治療院で免疫力アップ！！』
２つ目は・・・・・・
『姿勢を整えて免疫力アップ！！』
なぜ、治療院と姿勢なのか？？？
これから詳しく説明していきますね。
その前に、ほとんどの方がご存知かと思いますが、まずは緊急事態宣言とはなんだったのかをみていきましょう。
そもそも緊急事態宣言って何だっけ？！
現在は、感染者も減少傾向にあり、緊急事態宣言を解除される都道府県も出てきました。
今後も、海外で起こっている第２波や第３波のリスクもゼロではないので、すぐに対応できるように、確認の意味で緊急事態宣言についてみていきますね。
緊急事態宣言とは、国民全員が一丸となって、コロナウイルス感染拡大予防のために、不要不急の外出を自粛したり、『3密』を避けるなどして、自分への感染回避はもちろんですが、他人に感染させないように徹底するものです。
ご存じの通り、ここでいう『3密』とは、『密閉・密集・密接』のこと。
つまり、密閉されたままで換気もされず、人が密集した空間で、接する場所が、コロナウイルス感染のリスクを高めるので、こういった場所は避けましょうというものでしたね。
具体的には、飲食店などの時短営業や、スーパーのレジに並ぶ際に間隔を空ける、狭い店舗は人数制限して入店するなどがありますよね。
感染者数がこのまま減少傾向をたどれば、やがてすべての都道府県の緊急事態宣言も解除されるでしょう。
ただ、気を緩め過ぎないよう、今後も『３密』は意識して行動したいものです。
治療院は３密では？！
『３密』は避けた方がいいというのはご理解いただけたと思います。
ただ・・・
ここで、１つの疑問点が残りませんか？
なぜなら、治療院は基本的に『３密』だからです！
先ほどコロナ疲れ解消に『治療院で免疫力アップ！！』とお伝えしました。
治療院は室内ですから密閉ですし、施術者も患者さんも多ければ密集ですし、施術者と患者さんは接するわけですから密接ですよね？
では、なぜ治療院をオススメするのかについて説明しますね。
治療院は休業・自粛の対象ではない！！
実は、接骨院・整骨院・整体院などの治療院は、自粛の対象になっていないことをご存知でしょうか？
各都道府県の「緊急事態措置」「休業要請」についてのホームページには、医療施設である病院や診療所と合わせて接骨院や整体院は、社会生活維持のため必要な施設と記載があります。
参考:【各都道府県の「緊急事態措置」「休業要請」】ホームページ及び画像
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/tokyo/
つまり、治療院は国から認められているということなのです。
国から頼りにされているわけです。
治療院は免疫力アップに効果的！！
今回のコロナウイルスだけに限らずですが、発症してから病院に行けば良いと考えている方が多いのではないでしょうか？
でも、この考えだと手遅れになる可能性もあります。
なぜなら、駆け込みが増加し病床が埋まってしまったり、肺炎などの重症化になりかねないからです！！
今回が、まさにこの状況になりましたよね？
そうなる前の身体のケアとして、治療院に行くべきだと、わたしは考えています。
なぜなら、その治療院にもよりますが、基本的に免疫力をアップする施術をしてくれるからです。
コロナウイルスに限らず、前もって免疫力を高めておけば、感染リスクも軽減できます。
仮に感染してしまったとしても、免疫力が高ければ、重症化することもありません。
これが、治療院をオススメする理由です。
ただ、注意点もありますので、次に記載しますね。
治療院選びの注意点とは
先ほどもお伝えしましたが、治療院は『３密』状態になりやすいです。
治療院を選ぶ時には、以下のことに注意すると良いですよ。
①換気をしっかりとしている！
密閉対策をちゃんと行っているかがポイントです。
密閉であればあるほど感染しやすいともいわれています。
しっかりと換気がされていて、出来るだけ治療院内の空気を入れ替えているところが良いです。
②施術ベッドの間隔をとっている！
これは、密集対策です。
施術ベッドの間隔が狭ければ、それだけ隣の患者さんと密集することになります。
しっかりとベッドの間隔を空けてあるところが良いと考えます。
これは、ベッドに限らず待合室でも、間隔を空けて座るなどの対策が大切になります。
③消毒を小まめに行っている！
こちらは、密接に対する対策です。
どうしても、施術をする際には手で触れることが多くなります。
患者さんの身体に触れる前に、ちゃんとアルコール消毒をしているかがポイントです。
さらに施術者だけでなく、使用したベッドやイスといった備品の消毒、また消毒液を設置し、来院時の患者様へ協力を促しているところが望ましいですね。
以上が注意点ですが、施術する側も施術される側も、３密を回避できていればできているほど、感染のリスクが軽減されるわけですから、お互いにとって安心安全ですよね。
姿勢改善が免疫力アップになる理由とは？
今回の記事のはじめに、こういった事をお伝えしました。
不安や恐怖などからくるコロナ疲れが身体へのストレスとなり、自律神経が乱れますよと。
免疫機能を司っている自律神経が乱れると、免疫力が低下してしまうわけです。
せっかくの自粛が、免疫力低下に繋がってしまうと、感染リスクも高まるのですから。
では、なぜ姿勢を整えることが免疫力アップに繋がるのかについて説明しますね。
肺機能を高めてくれる！！
そもそも、猫背の状態では、背中が丸くなり胸をしっかりと広げることができませんよね？
胸が広がらないということは、肺もしっかりと広がることができないわけです！
肺をおもいっきり広げられなければ、身体に必要な酸素をしっかりと取り込めません。
身体に必要な酸素が、身体の隅々にまで行き渡らなければ、酸欠状態になってしまいますよね？
これでは、免疫力をアップするどころか低下させてしまいます。
姿勢を整えて、しっかりと胸を広げることができるだけで、肺機能も上がり免疫力アップに繋がってくるというわけなんです。
腸の機能をアップしてくれる！！
姿勢が崩れて猫背になってしまうと、肺機能を低下させるだけではありません。
肺が圧迫されるとともに、胃や腸も下へ圧迫されますから、内臓下垂を起こしてしまいます。
内臓下垂で腸が圧迫されれば、消化吸収もスムーズに行えなくなります。
そうなれば、身体に大切な栄養を摂取できないですよね？
また、腸は免疫力に大きく関わっていることが分かっています！！
内臓下垂で腸が圧迫され続ければ、腸機能が低下するわけですから、免疫力も低下してしまうわけですよ。
例えば・・・
ご自身が、狭い箱の中に入れられた事を想像してみてください。
身動きが取れないわけですから、とてもストレスになりますし、健康に良くないと理解できませんか？
これが、腸環境にも起こってしまうわけです！
姿勢を整えて、下垂した腸が理想的な位置に戻れば、元気に機能して消化吸収もバッチリ！
さらに免疫力もアップしてきますよね。
目線が上がる！！
楽しい時やうれしい時を想像してみてください。
目線は下ではなく、上を向いています。
でも・・・
不安や恐怖を抱え続けると、目線が下を向きます。
つまり、うつむいてしまうわけですね。
うつむくと、背中も丸くなり猫背になりますよね？
先ほどお伝えしたように猫背の状態は、肺や腸の機能低下に繋がります。
つまり、免疫力も下がってしまいます！
姿勢を整えて、あえて目線を上げていく事で猫背も改善してきますから、免疫力アップに繋がるわけなんですね。
姿勢から免疫力アップための３つのセルフケアをご紹介
それでは、今回は肺や腸の機能をアップし、目線を上げていくためのセルフケアをご紹介しますね。
『３密』対策をしっかり行っている治療院に行くのも気が進まないという方は、ご自宅でできますから、こういった事から習慣にすると良いですよ。
肩の外回し運動
この運動を行うことで、胸をしっかりと広げることができるようになります。
つまり、肺も開くようになりますから酸欠予防にもなり、免疫力アップにつながります。
それでは、一緒に行ってみましょう！！
①両手指先を肩の上にポンと置いて準備する。
＊椅子に座った状態でも立った状態でも、どちらでも結構です。
②肩に置いた指先を支点に 肩を外に回す。
＊肩に置いた指先を支点にしてあげることで、しっかりと肩を回すことができます。
肩を回す時はできるだけ大きく回しましょう。
この時に肩甲骨も 動くことを意識してみてください。
③肩を後ろに 回しきったら腕をスーッとおろす。
＊肘が体に着くまで肩を外回しできたら、そのまま下に腕を下ろします。
腕を下ろした時に、前に巻き込んでいた肩が広がっているのを感じてください。
④①～③をゆっくりと10回繰り返す。
【注意点】
肩の外回しに加えて内回しも行なった方がいいのではと思った方もいらっしゃるかと思います。
実際に行なってみるとわかるのですが、肩の内回しを行うと肩が前に巻き込んでしまい猫背が悪化してしまいます。
肩の内回しも行うのであれば、最終的には肩の外回しを行なって、しっかりと胸を広げてあげるようにしましょう。
今回の肩の外回し運動に関して、動画で説明してみましたのでご覧ください。
骨盤を立たせるストレッチ
骨盤を整えるストレッチになります。
骨盤が整うことで、下垂した内臓も理想的な位置に戻ってきますので行っていきましょう！！
①右足を大きく前に出し左膝を床につけた状態で、上体は真っ直ぐな姿勢で準備する。
②上体を真っ直ぐにしたまま、前に体重移動させる。
③左側の太ももの前側から股関節が伸びているのを感じた状態で、１０秒キープする。
④反対側も同様に行う。
動画でもお伝えしているので、あわせてご覧ください。
※腰が辛い時や寝る前に行うと効果的ですので、習慣にしましょう。
顔出し引っ込み運動
目線の位置もそうですが、前に出た顔を理想的な位置に戻す運動です。
1.前に出てしまった顔を更に前に出す。
＊更に顔を前に出すことで、ガチガチに固まった後頚部をストレッチできます。
＊後頚部をストレッチしてあげると、この後の2.の動きを行いやすくなります。
2.前に出した顔を、後ろに引っ込める。
＊首の真上に頭が乗っかることをイメージして行います。
3.ゆっくりと1と2を1セットとして、１０回行う。
＊ガチガチに固まっていると、上手くできないかもしれません。
根気よく続けることで、少しずつ大きく動かせるようになりますよ。
＊最後は、顔を引いた状態で終わること。
顔を前に出した状態で終わってしまうと顔出し猫背と同じ状態で終わるからです。
正しい顔の位置を身体に覚えさせることが、とても大切なのですよ。
こちらの運動に関しても動画で説明してみましたので、ご覧ください。
まとめ
コロナ疲れの２つの解消法として、治療院に行ってケアする事と自分で姿勢を整えていく方法についてお伝えしました。
今までの生活と違う自粛生活が続くと、どうしても自分では気づかないうちにストレス過多になります。
ストレス過多は、免疫力低下に繋がりますから、うまくストレスを解消していく必要があります。
今回のブログが、1人でも多くの方のストレス解消と免疫力アップに繋がってくれたら嬉しいです。
私たちは、コロナウイルスで大変な時代を過ごしていますが、ここをみんなで乗り越えて、必ず明るい未来にしていきましょうね。
投稿者
川﨑 玄輝（かわさき げんき）
一般社団法人日本施術マイスター養成協会認定猫背矯正マイスター®
『美しい姿勢スペシャリスト』認定講座講師