皆さんは、ぎっくり腰の経験がありますか?
経験された方にしか辛さは分からないと思いますが
ひどいものだと「ズドン!!」と腰に激痛が走り、その場から動けなくなってしまいます。
人によっては、何度も繰り返す方もいます。
では、何が原因でぎっくり腰になるのでしょうか?
実は・・・・・・
このブログを書いている姿勢の専門家であるわたし自身も
以前は1年に1回はぎっくり腰を経験していました!
ですが、ある1つの原因であることを知り
その原因を取り除いてあげただけで、今では10年以上ぎっくり腰になっていません。
結論を先にお伝えします。
その1つ原因とは・・・・・・
「姿勢」
ぎっくり腰の原因は、姿勢の悪さただ1つだったのです。
一般的にぎっくり腰の原因といわれる例を見ながら
原因が、なぜ姿勢の悪さにあると言えるのかを説明します。
一般的に言われているぎっくり腰の原因とは?
① 荷物を持ち上げた時
最も多く耳にするぎっくり腰の瞬間は
物を持ち上げようとしたらギクっときたというケースです。
ダンボールや植木鉢、ビールケース、子どもを抱っこした際など・・・
中には、便座のフタを上げただけといったケースもあるようです。
② 咳やくしゃみをした時
くしゃみをした瞬間、ギクッと激痛が走りその場へうずくまってしまうことがあります。
大きな咳やくしゃみの時に多いようです。
③ 洗顔しようとかがんだ時
洗面所での報告も多いようです。特に洗顔をしようと前かがみになった時です。
この瞬間、ギクッとなり動けなくなります。
④ 目が覚めて起きあがろうとした時
朝、目覚めて急に布団から起きあがろうとした瞬間に
ギクっと痛みに襲われることが多いようです。
⑤急激に体重が増えた時
食べ過ぎたことで体重が増え、腰に負担がきてぎっくり腰になるともいわれます。
以上、原因といわれるものを挙げてみました。
この上で、姿勢の専門家としての見解をお伝えしていきます。
姿勢の専門家からみた一般的な原因の間違い!
それでは、一般的にいわれているものが根本的な原因ではないということを
姿勢の専門家の目線で解説します。
①荷物を持ち上げた時
荷物を持ち上げた時にギクッとなることは確かにあります。
わたしも経験がありますので。
ただ、実は荷物を持ち上げたことが、ぎっくり腰の本当の原因ではないのです!!
日常生活においての姿勢の悪さ
特に骨盤の歪みが、日頃から腰に大きな負担をかけているからです。
そうした負担が溜まって、ある時限界がくることでぎっくり腰は起こります。
その限界点が、たまたま荷物を持ったことによるだけなのです。
したがって、限界点に達していれば、便座のフタを上げただけでもギクッとなるわけです。
②咳やくしゃみをした時
大きく咳やくしゃみをした瞬間にギクッとなる!わたしも何回か経験があります。
その場で身動きが取れず、本当に辛いです。
でも、よくよく考えてみてください。
日常的に大きな咳やくしゃみをすることってありませんか?
咳やくしゃみが根本的な原因であれば
誰もがぎっくり腰になってもおかしくないですよね?
結局は姿勢の悪さから腰に少しずつ負担がきて
ある時一気に爆発するために、ぎっくり腰になるんです。
その瞬間が、たまたま咳やくしゃみだっただけの事なのです。
③洗顔しようと前にかがんだ時
これに関しては、個人的には経験がないのですが
結局は日頃の悪い姿勢が腰に負担をかけ、ある時爆発することが原因です。
そうでなければ、毎日のようにぎっくり腰になっているはずですよね?
ハミガキと同じように、毎日の習慣でしょうから。
④朝、起きあがろうとした時
朝目覚めて、起きた瞬間にギクッとなる!これは、わたしも経験があります。
ですが、上記の一般的に言われている原因であれば
毎朝ぎっくり腰になっていてもおかしくないわけですよね?
本来であれば、寝ている間に一番リラックスできているので筋肉は緩みます。
ですが、猫背などの悪い姿勢だとその状態で身体が固まってしまっているので
睡眠中に身体が緩むことがなく負担がかかり続けます。
それが、ある朝一気に爆発する!というわけです。
⑤急激に体重が増えた時
体重が増えると、本当にぎっくり腰になりやすいです!!
身体に何が起きているのか??
体重が増えると、お腹が出てきますよね?
お腹が前に出れば、必然的に腰は反ってしまいます。
この状態では、腰まわりがこれ以上反り腰にならないように
常に緊張するので負担がかかり続けるわけです。
そうなれば、そのうち限界がきます。
ぎっくり腰になるのも納得できるのではないでしょうか?
忘年会や新年会、年末年始など、ついつい食べて過ぎてしまうことが多いですよね?
ぎっくり腰のリスクが高まるので、注意が必要ですよ。
以上の理由から、ぎっくり腰は姿勢の悪さが根本的な原因であると言えるわけです。
ということは、ぎっくり腰を根本からなくすためには、姿勢を整えていけば良いわけです。
ただ、それだけなのです。
なぜなら・・・・・・・
姿勢を少しずつ整えてきたことで、毎年のように苦しんできたぎっくり腰とは
すっかり無縁になった、わたしの身体が証明しているからです。
姿勢を整えること以外の生活習慣はほとんど変えていません。
では、悪い姿勢を改善するにはどうすればいいのか?と思われるのではないでしょうか。
長年の習慣で築き上げられた姿勢を改善するのは、正直なかなか難しいです。
ですが安心してください。
わたしを含めた姿勢の専門家がこちらの無料メール講座でその方法を一から丁寧にお伝えしています。
https://jmtta.org/beautiful-posture/
ひとりでも多くの方が、姿勢を整えて健康になっていただければ幸いです!
まとめ
ぎっくり腰の本当の原因は姿勢の悪さです。
日頃、悪い姿勢でいてさらに腰の負担が限界を超えたときに
その負担が一気に爆発することでぎっくり腰になります。
荷物を持った時なのか、くしゃみをした時なのか、洗顔をしている時なのか
朝、起き上がろうとした時なのか?!はきっかけに過ぎません。
毎年10年以上ぎっくり腰に悩まされてきたわたしですが
姿勢の重要性を知り整えていったことで、全くぎっくり腰になることがなくなりました。
正しい姿勢を意識し続けている限り今後もならない自信がありますし
ぎっくり腰は怖くありません。
以前のわたしのように、ぎっくり腰を繰り返す方は
ぎっくり腰になってからでは、改善に時間がかかることも多いですし
日常生活での代償がとても大きいです。
そうなる前に、日頃から正しい姿勢を意識してあげてくださいね。
先ほどご紹介した無料メール講座で姿勢を整えて
ツライぎっくり腰から解放される方が一人でも多く増えてくれると嬉しいです。
投稿者
川崎 玄輝(かわさき げんき)
一般社団法人日本施術マイスター養成協会認定猫背矯正マイスター®
『美しい姿勢スペシャリスト』認定講座講師