受験生のお母さんへ!!お悩み根本解消アドバイス

 

 

この時期は、入試本番を控え受験生は大変ですね。

 

 

試験に合格するか否かで

その後の一年の生活が全く変わってしまうからです。

 

 

そのプレッシャーや悩みは本人にしかわからないものでしょうが

実は本人以上に心穏やかでいられない人がいます。

 

 

それは、受験生のお母さんです。

 

 

それぞれご家庭では、食事メニューをはじめ、

いろいろと受験生に気遣いをしていることと思いますが

 

 

姿勢の専門家である私たち猫背矯正マイスターからも

受験対策の根本的なアドバイスをさせていただきますね。

 

 

枝葉末節、枝葉の部分をあれこれ追いかけるよりも

根本の部分を抑えておいた方が、少ない労力・時間で効果を出せるからです。

 

 

以下で詳しく書きます。

 

 

 

 

受験生の母親アンケート結果

 

(出典:「日本能率協会総合研究所」

参考:受験生の母親の心配 最多は「風邪やインフルエンザ」

   https://www.asahi.com/articles/ASLDX6JMQLDXUTIL03B.html

 

 

上記の図とリンク先は、マーケティング会社「日本能率協会総合研究所」

昨年11月にインターネットで実施した調査で

受験生の子どもを持つ母親、およそ1500人の回答をもとにしています。

 

 

 

受験生の体調管理に「気を配っている」と答えた母親は78.2%

中でも「非常に気を配っている」と答えたのは

中学受験を控えた子がいる母親が最も多く、36.9%だったそうです。

 

 

 

具体的な心配事の上位を書いていきますね。

 

1、風邪やインフルエンザにかかること 72.4%

2、体調管理             65.6

3、勉強・学業            48.3

 

以下は、16%と一気にパーセンテージも下がるので

全体的にはこの3つを考えていきます。

 

 

この3つは互いに関係していると考えますが、いかがでしょうか?

 

 

なぜなら、「風邪・インフルエンザ」を予防することは

「体調管理」に気を付けることに他なりません。

 

 

また、体調がよくなければ「勉強・学業」にも

集中できず、本来の学力も発揮できませんよね?

 

 

つまり、学力を上げ、かつ実力を出し切るためには

ベストの体調を維持して風邪やインフルエンザも予防する、ということなのです。

 

 

 

 

 

ベストな体調を維持する根本は姿勢

 

 

 

そんなベストの体調&学力を維持・発揮するために

必要な根本の部分について、れからふれていきます。

 

 

それは、正しい姿勢です。

 

 

受験生に限らず、勉強に集中していると人はだんだんと猫背になっていきます。

しかも勉強はある程度のまとまった時間、ほぼ毎日やっていますね。

 

 

猫背の身体とは、

一般的に背中が丸く、肩が前に巻き込み、(首)が前に出た姿勢をいいますが

その状態が長期間続くと、身体には以下のような変化がおきます。

 

 

1. 首・肩こり・腰痛

2. 頭痛、眼精疲労

3. 内臓下垂

4. 便秘・下痢

5. 不眠・イライラ

6. 疲れやすい・集中力低下

 

 

「猫背は万病のもと」といった治療家もいましたが

それだけでなく、見た目が悪くなることは言うまでもありません。

 

 

感覚的に、勉強のしすぎで首・肩がこるのは理解できそうですが

実は猫背姿勢が関係しています。

 

 

何故なら、人の身体は正しい姿勢がもっとも身体への負担が少なくできていて

逆に猫背は負担が過度になるからです。

 

 

疲労が蓄積した筋肉はガチガチに固くこりかたまり

丸まった背中では肺が拡がらず呼吸が浅く酸欠になって疲れやすく集中力も低下し

お腹の中の内臓も上から圧迫されて下垂したり、働きが悪くなります・・・。

 

 

また、顔(首)が前に出るという事は

顎があがって後頭部と首のつながる所がつまってきます。

 

 

後頭部の中には自律神経の中枢(間脳といいます)があるので

自律神経の働きも乱れてきます。

 

 

自律神経の働きが乱れると不眠傾向になって

イライラしたり自然治癒力も低下してきます。

(酸欠による疲れやすさも影響します)

 

 

つまり、猫背で受験勉強をしていると体調管理が難しくなって悪化しやすく

風邪・インフルエンザのリスクがあがる上、勉強への集中力も低下するという

悪い循環にはまってしまうのです。

 

 

また、受験勉強というと「夜型」になってしまうパターンも少なくないかもしれません。

 

 

一方で、夜はしっかり休んで一日の疲れをとり

むしろ朝4時とか早起きしてフレッシュな脳で勉強するというやり方もあります。

(早起きのメリットとして、入試本番の時間帯に体調をピークをもってくる。

 また大雪などのアクシデントにも対応しやすいという面もありますね。)

 

参考:【受験生】ぼくの偏差値を70にした一日の勉強時間とスケジュール

https://rikublog.jp/zyuken-sukezyu-ru

 

 

 

 

 

正しい姿勢は座り方から

 

 

猫背を直して正しい姿勢をとろうという時

「背すじを伸ばしなさい!」とお子さんに言われるかもしれません。

 

 

その場は一見良い姿勢になるでしょう。

 

 

ですが・・・長続きしません。

 

 

それは、身体に「猫背のくせ」がついてしまっていることもありますが

そもそも座り方が(骨盤の状態)が正しくないことも考えられます。

 

 

正しい座り方は、以下の通りです。

 

1. 椅子の高さは、座った時に足首、膝、股関節が直角

2. 座面には、お尻の穴が真下を向くように座る

3. 椅子に深く座った時でも背もたれに頼らない

 

椅子の高さは、受験会場・学校では選びようがないので

ご自宅で気を付けていただくポイントを書きました。

 

 

お尻の穴が真下を向いた状態では、骨盤がまっすぐ立っています。

 

 

 

 

この骨盤が前や後ろに傾くと、その上に乗っている背骨も一緒に傾くので

人の身体は無意識にバランスをとろうとして、猫背になります。

 

 

人によっては、机の上の問題用紙に顔を突っ込むようにして猫背になることで

骨盤が傾く場合もあるかもしれませんが

骨盤を立たせない限り、背すじをまっすぐに伸ばすことはできません。

 

 

繰り返しになりますが、人は集中すると猫背になります。

 

 

その方がパフォーマンス(集中力など)があがることもありますが

常に猫背でいると逆に疲労が蓄積するので

気が付かないうちにパフォーマンスは低下していきます・・・

 

 

よって、基本は正しい姿勢で勉強し

普段から骨盤をまっすぐ立てた姿勢を意識してください。

 

 

また、休憩中の背伸びやバンザイなどの簡単なストレッチで背すじを伸ばすと

新鮮な酸素をとりこむリフレッシュ効果も期待できるのでオススメです!

 

 

結果的に、「学力」だけでなく「体調管理」効果もあり

体調がよければ「風邪・インフルエンザ」の予防効果もあがります。

 

 

 

 

 

姿勢にはメンタル面の意味もある

 

 

ここまで、フィジカル面での猫背、姿勢について書いてきました。

 

 

ですが、実はメンタル面での姿勢も意識するようにするとさらに良いですね。

 

 

特に本番直前の受験生は、

プレッシャーで焦るかもしれませんが、規則正しい生活を心がけましょう。

 

 

これまでの努力を信じて、「普段力」が出せるかが大切だといいます。

 

 

テクニックとして、時間配分が鍵になるので

直前の演習では終了を10分ほど短くして問題を解いて

本番では余裕を持って取り組めるようにするなどの勉強法もあるそうです。

 

 

少し変わった問題が出ても、

そこで面食らわないようなメンタルも大切とのこと。

 

 

上記は、駿台予備学校 平松史傳・校舎長のアドバイスから

ご紹介させていただきました。

 

参考:受験生の母親の心配 最多は「風邪やインフルエンザ」

   https://www.asahi.com/articles/ASLDX6JMQLDXUTIL03B.html

 

 

 

 

 

まとめ

 

受験は正しい姿勢から

毎年、この時期の受験生は追い込みで大変なことでしょう。

 

それを見守るお母さんも、さぞご心配だと思います。

 

 

あれこれと気配りするのもよいのですが

正しい姿勢を心掛ける「根本からの体調管理アドバイス」があると

より効果的なのでおススメです。

 

受験生本人がナーバスになっている場合は、

ストレッチの気持ちよさを実感する所から

少しずつ慣れていってもらうとよいかもしれませんね。

 

正しい姿勢や座り方は

鏡で自分の姿勢を見てもらいながら一緒にチェックするとよいのですが

そもそも正しいポーズがよくわからない、という事があるかもしれません。

 

そうした場合は私たちが開催している

「正しい姿勢ワークショップ」へご参加ください!!

 

 

 

正しい姿勢がどういうものか?どうすれば正しい姿勢をつくれるか?

楽しく具体的にワークを行っていきます。

 

https://jmtta.org/beautiful-posture/

 

 

もし、「行きたくても遠方で行けない」「時間が取れない」

という方は、13分読むだけで姿勢について学べる

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投稿者

四方田 春義(よもだ はるよし)

 

一般社団法人日本施術マイスター養成協会認定猫背矯正マイスター®

『美しい姿勢スペシャリスト』認定講座講師ディレクター