最期まで自宅で過ごすメリットとは?!あなたならどう選択する?

 

人生100年時代と言われる中

最期まで自宅で過ごしたいという方は、多いのではないでしょうか?

 

 

これまで老人ホームを中心に述べ15,000人の高齢者の施術をしてきた私は

少なくとも最期まで自宅で過ごすと決めています。

 

 

なぜなら・・・

老人ホームが介護士不足で細かい対応が難しい現状も知っていますし

入居された方が自宅に帰りたいとおっしゃる場合が多いからです。

 

 

でも、ここで一度立ち止まって考えてみませんか?

 

 

 『最後まで自宅で過ごすメリットは本当にあるのか??』

 

 

先ほど、最期まで自宅で過ごすと決めていると言ったところ矛盾しますが

今後のために皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

 

 

ちなみに・・・

皆さんにとって、最期まで自宅で過ごすことは、メリットでしょうか?

それとも、デメリットでしょうか?

 

 

結論になるかもしれないですが、先に私の考えをお伝えさせてくださいね。

 

 

私の結論は・・・

 

 

『最期まで自宅で過ごすことはメリットです!』

 

 

なぜ、そういう結論になったのか?

これから、詳しく説明していきますね。

 

 

机上の空論ではなく

実際に高齢者の方やそのご家族と接し、施設で体感したことをお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

自宅で最期まで過ごすメリットとは

 

 

① ストレスなく生活ができる

 

ストレスがないというよりは、ストレスが少ないとお伝えする方が正しいかもしれません。

 

 

ご家族が施設に入居されている方はお分かりかもしれませんが

ご本人のストレスは想像以上のものがあります。

 

 

施設ではどのようなストレスがあるのか、いくつか例を挙げてみますね。

 

 

・自由行動が許されないことが多い。

 

 

施設にもよりますが、基本的に一人で外出することはできません。

つまり、外の空気が吸えないわけです。

 

 

これって、ずっと室内にいるわけですから気分転換ができません。

想像してみてください。

皆さんが同じ状況になった時のことを・・・。

 

 

一方で、自宅は施設ほど行動の制限はありません。

これは大きなメリットになります。

 

 

・食事への不満がある。

 

 

 

こちらに関しては、施術中によく入居者の方からお聞きします。

 

 

施設に入居されている方の中には

認知症の方や嚥下が難しい方など様々いらっしゃいます。

 

 

食事のメニューは

入居者の身体の状態の平均で作られることが多いようです。

 

 

なので、これまで自宅で食べていたものと違い

お粥状のもの、とても細かく刻まれたものなど

食感の面からも、食べた感じがしないといった印象があるようです。

 

 

これが毎日365日続くとしたら・・・。

 

 

他にもありますが、こうしたことが積み重なっていきますので

自宅ではその分のストレスが少ないわけですね。

 

 

 

② 認知症のリスクが軽減される

 

自宅や老人ホームで施術をさせていただいていますが

老人ホームに入居された場合の方が

認知症になりやすく、進行スピードも速いのではと感じます。

 

 

これは、ある事が原因です。

 

それは・・・

 

任せっきりになること!

 

 

自宅では、自分でできることは、たいてい自分でやります。

一方、老人ホームなどでは

本人ができることも介護スタッフの方がする場合が多いです。

 

 

そうすると、本人は自分でやる必要がなくなるので

脳への刺激がだんだん少なくなります。

その結果、認知症へと進んでいくわけです。

 

 

こうした面からも、自宅の方が認知症のリスクを軽減できると考えます。

 

 

 

③  家族と一緒に過ごせる

 

 

 

 

普段ご家族と一緒に過ごされている方は、実感がないことかもしれません。

 

 

でも、施設等に入居すると、家族と顔を合わせる機会が減って

距離感も大きくなっていきます。

 

 

すると、孤独感から不安感が増していき

精神的ストレスがかかって、認知症の要因にもなってくるわけです。

 

 

私は、これまでこういったケースをたくさん見てきました。

 

 

家族と一緒に過ごすということが実はとても大切で

本人にとってそれは、何よりの安心感があるんです。

 

 

 

 

 

 

 

自宅で最期まで過ごすデメリットとは

 

 

次にデメリットについて考えてみましょう。

 

 

デメリットは、細かくいうとキリがないので

ここでは何かしらの病気になった時を例に挙げてみたいと思います。

 

 

大病を患った場合

自宅で過ごすとなると在宅医療は切っても切れないと考えています。

 

 

なぜなら、在宅医療は今、急速に広がっているからです。

こんなに必要とされている在宅医療ですが、メリットだけでなくデメリットもあるようです。

 

 

まずは、こちらの記事をご覧ください。

 

 

 

≪家で最期を迎えたい~広がる在宅医療の陰で~≫

http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3936/1.html

参照 【NHKクローズアップ現代】

 

 

 

テレビで放送されたものが記事になっています。

長文ですので、最初の大橋巨泉さんのところだけでもご覧になってみてください。

 

 

大橋巨泉さんは2016年に癌で亡くなったのですが

妻の寿々子さんは、このようにおっしゃっています。

 

 

「悔しくて、それで泣いて、それで眠れず、日々過ごしています。」

 

 

大橋巨泉さんは、生前住み慣れた自宅で余生をできるだけ家族と楽しみたいと

自ら在宅医療を選択しました。

 

 

ですが・・・

現実は、理想とは大きくかけ離れていたのです。

 

 

在宅医療というのは、病院の治療とは大きく異なるものです。

 

 

なぜなら

病院では専門のスタッフと高度な医療機器が整備され

治す医療が重視されているのに対し、在宅医療は生活を支える医療だからです。

 

 

こうなってくると、 大病を患った場合、家族の負担を考えると

施設や病院の方がいいのかもしれません。

 

 

ここまで私の記事を読んでくださった方は、本当に健康への意識が高い方だと思いますが

メリット、デメリット

あなたならどんな選択をなさいますか?

 

 

もし・・・

 

 

ご自宅で最期まで、元気で健康で過ごしたいという考えなら

病気を抱えないよう、常日頃から姿勢を整えてあげると良いです。

 

 

将来的に大きなメリットになりますので。

 

 

なぜ、将来的に大きなメリットとなるのか説明しますね。

 

 

 

 

 

 

猫背の改善が最期まで自宅で過ごす秘訣!!

 

 

どうして、姿勢が病気と関係あるの?と思われたかもしれません。

 

 

これから説明させていただきます。

 

 

猫背で姿勢が悪くなると、背中が丸まり胸が開きづらくなります。

 

 

 

 

この状態では深い呼吸ができず

本来必要な酸素が、全身の隅々まで行き渡らなくなります。

 

 

つまり、身体が酸欠状態になるわけです。

 

 

こうした姿勢は

内臓が下垂して圧迫し続けてしまうので萎縮して機能低下を起こします。

 

 

また、顔を前に出す姿勢になるので、食べ物がスムーズに喉を通らなくなります。

嚥下困難を引き起こしてしまう可能性があります。

 

 

こういった理由から、病気のリスクが高まります。

なので、普段から姿勢を整えておく必要があるというわけです。

 

 

ここで、ご自身で簡単に猫背が改善されるオススメの本がありますので

ご紹介させてください。

 

 

 

【ねこ背は治る!寝たまま『耳ピタ』ポーズ】 小林篤史著

 

 

 

 

私の師匠でもあり

猫背矯正の創始者 小林篤史先生が、一般の方向けに書いたものです。

 

 

寝たままでセルフケアが簡単にできる5つのポーズが紹介されてますが

オールカラーによる図解が多く、とても分かりやすいのでオススメです。

 

 

書店やAmazonで購入できますので読んでみてください。

 

 

また、姿勢を自分で整えていくには

簡単に、毎日続けられるセルフケアが学べる

「健康的に美しい姿勢づくりワークショップ」をおすすめいたします。

 

 

・正しい姿勢がどういうものか?

・どうすれば正しい姿勢をつくれるか?

楽しく具体的にワークを行っていきます

 

https://jmtta.org/beautiful-posture/

 

 

また、こちらの無料のメール講座もご活用いただければと思います。

 

https://jmtta.org/beautiful-posture/

 

 

 

 

 

まとめ

 

最期まで自宅で過ごすには、メリットもデメリットもあります。

 

最終的に決断するのは、あなた自身かもしれないですし

あなたのご家族かもしれません。

 

お互いのストレスを最小限にし、元気で健康であり続けられるよう

今のうちから姿勢を整えてみてはいかがでしょうか?

 

健康的な姿勢をつくっておくことが

最期まで自宅で過ごすための大きなメリットになるはずですよ。

 

 

 

投稿者

川崎 玄輝(かわさき げんき)

 

 

一般社団法人日本施術マイスター養成協会認定猫背矯正マイスター®

『美しい姿勢スペシャリスト』認定講座講師