介護の5つの大問題の解決策は?!高齢者の専門家が伝授!!

 

日本が世界トップクラスの長寿国であることは、みなさんご存知の通りです。

 

 

介護問題は、切っても切れないわけですが

今後は75歳を超える高齢者が増加していきますから

介護の問題も必然的に増えてきますよね?

 

 

ということは・・・

その解決策を、しっかりと考えていかなければなりません。

 

 

今回は、

介護でどのような問題があるのか?

その解決策はあるのか?

これらについて、書いていきます。

 

 

将来のご自身のこと、ご家族のことを考えながらこれから先を読み進めてみてくださいね。

 

 

解決策として、超高齢化社会であっても

介護を必要としない方を、いかに増やしていくのかがカギになります。

 

 

先に結論になりますが、

 

 

介護の問題の解決策とは・・・

 

 

 

 

 

『姿勢を整えておくこと!!』

 

 

 

 

 

私は、姿勢の専門家として姿勢が健康に大きく影響することを知っています。

介護を必要としていない前段階から、姿勢を整えていくことがポイントになってきます。

 

 

なぜ、姿勢を整えておくことが解決策になるのか?

 

 

これから、詳しく説明していきますね。

その前に、5つの大きな問題について見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本が直面している介護の大問題とは?!

 

 

 

今後高齢化が進めば、さらに問題も増えてくると考えられます。

ここでは、今現在の5つの大きな問題について挙げてみます。

 

 

 

①老老介護

 

 

老老介護という言葉をご存知でしょうか?

 

 

老老介護とは、高齢者が(65歳以上)の高齢者(65歳以上)を介護することです。

 

 

例えば、夫婦間での介護であったり、兄弟姉妹間であったり

高齢の子どもがさらに高齢の親や身内の介護をするといったケースがあるわけですね。

 

 

なぜ、このようは状況に直面しているのでしょうか?

これについては、2つの主な理由が考えられます。

 

 

1つは、医療が進歩したことです。

それにより平均寿命が延びています。

 

 

平均寿命が延びることは悪いことではないのですが、必然的に身内も高齢になってきます。

そのため、老老介護を余儀なくされます。

 

 

もう1つは、平均寿命と介護を必要としない健康寿命の差があることです。

 

 

厚生労働省の調査によると、

2016年の男性の平均寿命80.98歳に対し、健康寿命は72.14歳です。

女性の平均寿命は87.14歳に対し、健康寿命は74.79歳ということです。

 

 

この差は男性8.84年、女性12.35年という調査結果が出ているわけですね。

この差の分だけ、介護を必要とするかもしれません。

今後はさらに、医療の進歩に比例して、平均寿命と健康寿命の差が広がる可能性もあります。

 

 

 

 

②介護難民

 

 

介護難民とは「要介護者」に認定されているにもかかわらず

施設に入所できず、家庭においても適切な介護サービスを受けることができない

65歳以上の高齢者を指しています。

 

 

ウィキペディアで調べてみました。

『介護難民の数は年々増加しており、厚生労働省の発表によると2012年には

約550万人が存在、2025年には約700万人にまでなると計算されている』

引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

 

 

さらに、増加が拡大したら医療費ではまかなえなくなるかもしれないですよね?

今すぐにでも、適切な改善策を考えていかなければならないと実感しています!

 

 

 

 

③人手不足

 

介護難民になることなく、老人ホーム等の施設に入居できたとしましょう。

施設に入居できたから安心・・・

決して、そんなことはないんです。

 

 

私は、普段老人ホームを中心に高齢者の施術をしていますが・・・

人手が足りてないのでは?!そう感じることが多いです。

毎日、そのように感じているほどです。

 

 

例えば・・・

・食事や排泄をお願いしたいのに、優先順位等で後回しにされてしまう。

 

・ナースコールを何度も鳴らしているが、

 「少しお待ちください!!」とコールを押すたびに言われて、なかなか来てくれない。

 

・施設内は歩行困難な方も多いのに、バタバタと急いでいる。

 

 

こういったことが、日常茶飯事に起こっているわけです。

 

 

給与面等で、どうしても介護士を増やせないということでしたら

介護度が上がらないように、積極的に早め早めの対応を行わなければなりません。

 

 

なぜならば、介護士不足にも関わらず、おひとりひとりの介護度が上がれば

介護サービスレベルがどんどん低下する一方だからです。

 

 

 

 

④精神的・肉体的負担

 

 

先ほど、介護士の人手不足についてお伝えしました。

実は、これによって精神的・肉体的負担が一気に増えてしまいます。

負担は、入居者さんだけではありません。

 

 

介護に関わる全ての方に、大きな負担が乗っかってくるのです。

例えば・・・

 

 

・入居者の負担

 

 

人手不足で相手にされない。

ただでさえ、慣れ親しんだご自宅から離れて寂しいのに

さらに相手にされなければ、精神的にも参ってしまいます。

 

 

こうなると、積極的に動くことがなくなりますので

体力低下も顕著になります。

 

 

・介護士の負担

 

 

介護士の人手不足により、介護をしなければならない人数が増えますよね?

排泄したりベッドに横にしたり、想像以上に体力を使います。

 

 

こうなると

良質な介護を提供できないというストレスから、精神的な負担も大きくなってきます。

 

 

 

 

 

⑤金銭的な負担

 

 

老人ホーム等に入居すれば、ご家族の老老介護は避けられるかと思います。

ただ、施設にもよりますが、施設への毎月の支払いは、決して安くはありません。

 

 

精神的・肉体的負担は減ったものの

金銭面で毎月のように負担がかかってくるわけです。

 

 

ここまで介護の5つの問題についてお伝えしました。

 

 

今後、この問題は加速していくだろうけれど、どうすれば?

ただただ必死に耐え続けるしかないのか??

もしかすると、このように感じて不安になっている方が多いのではないでしょうか?

 

 

正直、今のところ現状は回避できないかもしれません。

 

 

でも、安心してくださいね。

 

 

現状は厳しくても、一人ひとりが『あること』をしっかり意識していただければ

将来的には、少なくとも上記の5つの問題は大きく軽減できると考えています。

 

 

8年間で述べ15,000人の高齢者の施術をしてきた、私だからお伝えできることなのです。

 

 

その解決策というのが・・・

冒頭で結論としてお伝えさせていただきましたが、

 

 

『姿勢を整えておくこと!!』

 

 

今後の日本の介護問題の解決策として、とても大切なポイントとなります。

 

 

詳しく、説明しますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姿勢を整えることが、なぜ介護問題を解決できるのか?!

 

 

 

では、先ほど挙げました

介護の5つの大きな問題を、姿勢がどう解決していくのかについて説明しますね。

 

 

 

 

 

 

姿勢を整えておくことが、老老介護を避けられる理由とは

 

姿勢が悪いと、身体に大きな負担がかかってきます。

 

 

例えば、猫背だと胸をしっかりと開くことができません。

深呼吸ができないわけですから、酸欠状態になります。

酸欠状態になれば、体力も低下して疲れやすくなり要介護のリスクも高くなります。

 

 

前もって姿勢を整えていれば、酸欠状態も避けることができます。

結果的に老老介護も回避できる可能性も高まるというわけです

 

 

 

 

姿勢を整えておくことが、介護難民を減らせる理由とは

 

姿勢を整えて深呼吸ができれば

酸欠状態にならないので介護のリスクも当然減少しますよね?

 

 

介護を受ける方が減少することで

施設への入居待ちをする方も減りますから

介護難民の数も減らすことができるというわけです。

 

 

 

 

姿勢を整えておくことが、人手不足問題を改善する理由とは

 

介護難民が減少することで、介護士の負担も軽くなります。

なぜなら、介護士1人が担当する人数も減るからです。

それによって人手不足というものも解消してくると考えています。

 

 

 

 

姿勢を整えておくことが、精神的・肉体的負担を激減できる理由とは

 

姿勢を整えて介護を必要とする方が減ることで、まず介護をする側の肉体的負担が減ります。

肉体的負担が減れば、気分的に余裕ができますよね?

よって精神的な負担も減少することが、想像できると思います。

 

 

また、介護をする側だけでなく、高齢者の負担も減ります。

 

 

なぜなら、介護を受けなければ著しい体力低下もみられません。

ある程度自由に行動できますから、介護を受けるよりも精神的なストレスも感じないわけです。

 

 

 

 

姿勢を整えておくことが、金銭的な負担を減らせるのか?

 

ここまでの述べてきた通り、姿勢を整えて健康な状態をキープすることができれば

介護を受ける必要性も減ります。

 

 

介護を受けることがなければ、健康寿命も必然的に延びますし

老人ホームなどに入居する方も減少するのではないでしょうか。

 

 

老人ホームに入居すると、施設にもよりますが、毎月の支払いの負担がかかってきます。

ここを一年でも二年でも避けることができれば

もちろん金銭的な負担も減ってくるわけですよね!

 

 

以上の理由から、

 

 

介護の問題を解決していくには

『姿勢を整えていく』ことがとても重要になってくるわけです。

 

 

ご理解いただけましたでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

介護の5つの大きな問題と解決策についてお伝えしてきました。

他にも問題点はありますし

今後さらに高齢化が進めば、新たな問題も出てくることでしょう。

 

 

ですが、今まで高齢者を専門に施術してきたことで分かるのですが

姿勢を整えておけば、間違いなく介護のリスクは減少します。

 

 

『介護なんて、まだ先の話だから・・・』

と思わずに、今のうちから健康的な姿勢を作ることが重要になってきます。

 

 

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川﨑 玄輝(かわさき げんき)

 

一般社団法人日本施術マイスター養成協会認定猫背矯正マイスター®

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