自律神経を整えて睡眠の質をあげる寝る前わずか1分の方法!

 

眠たいのに、なかなか眠れない。

しっかりと睡眠時間をとったにも関わらず、起きたときから疲れているようだ。

 

 

 

このような方は、少なくないようです。

 

 

 

これは、自律神経の乱れが原因となっている可能性が高いです。

ということは、自律神経を整えていけば、睡眠のトラブルは軽減されます。

 

 

 

そこで・・・

 

 

 

今回は自律神経を整えて睡眠の質をあげるために

自分でできるわずか1分のセルフケアをご紹介しますね。

 

 

では、わずか1分でできるセルフケアとは何でしょう??

 

 

 

先に結論にはなりますが

自分でできる、寝る前に自律神経を整えて睡眠の質をあげる方法。

それは・・・

 

 

 

『寝たまま首押しポーズ!!』

 

 

 

おそらく『ん?!何だそれは?』

 

 

 

そう感じた方が多いのではないでしょうか?

これから詳しく説明しますので、ご安心ください。

 

 

 

その前に、

 

 

 

『自律神経とはいったい何なのか?』

『自律神経が乱れると身体にどのような影響を与えてしまうのか?』

『不眠時の自律神経は、どのようにバランスが崩れているのか?』

 

 

こちらについて見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自律神経とはいったい何?

 

 

 

自律神経とは、一言でいうと内臓や血管などの働きを調整して

24時間体内環境を整えてくれる神経です。

 

 

 

自分の意思で働かせる知覚神経や運動神経とは違って

自律神経は自分の意思とは関係なく無意識に働きます。

 

 

 

例えば、呼吸をしたり、食べたものを消化したり、汗をかいて体温調節をしたり。

こういったことが、自律神経の働きによって行われているわけですね。

 

 

 

また、自律神経には、交感神経副交感神経の2つがあります。

 

 

 

交感神経とは、昼間起きているときや行動するとき、緊張しているときに働く神経です。

一方、副交感神経とは、夜間寝ているときやリラックスしているときに働く神経のことを言います。

 

 

 

つまり、反対の働きをする交感神経と副交感神経がバランスを取ることによって

わたしたちは生かされているわけですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自律神経が乱れると身体にどのような影響を与えるのか?!

 

 

先ほど、自律神経には交感神経と副交感神経があり

相反する2つがバランスを取ることによって

わたしたちは生きることが出来るとお伝えしました。

 

 

 

ただ、交感神経と副交感神経のバランスは常に良いわけではありません

 

 

 

精神的なストレスや暑さ寒さのストレス、猫背などの姿勢の構造的なストレス等で

実は自律神経は大きな影響を受けてバランスを崩してしまうのです。

 

 

 

交感神経と副交感神経のバランスが崩れて体調不良を起こすことを

自律神経失調症と言います。

 

 

 

自律神経失調症は、いくつか例を挙げると、このような症状が出てきます。

 

・全身のだるさ

・頭痛

・肩こり

・手足のしびれ

・動悸

・めまい

・不眠

 

 

 

ここで不眠とありますよね?

 

 

 

そうなんです。

自律神経が乱れることと不眠には、密接な関係があるんです。

 

 

 

では・・・

 

 

 

なぜ、自律神経のバランスが崩れることで、不眠になるのでしょうか?

もう少し、分かりやすく説明しますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

不眠時の自律神経は、どのようにバランスが崩れているのか?

 

 

ここで、もう一度自律神経の本来の役割について触れておきます。

自律神経には交感神経と副交感神経の2つがありましたね。

 

 

 

交感神経は昼間の神経。

つまり仕事したりスポーツをしたりなど、行動するときに働く神経です。

 

 

 

反対に副交感神経は夜の神経

つまりリラックスしているときや睡眠を取るときに働く神経です。

 

 

 

ということは、睡眠をしっかり取るためには

副交感神経にちゃんと働いてもらいたいのです。

 

 

 

睡眠の質を上げるためには

交感神経よりも副交感神経が優位になる必要があるわけなんですね。

(交感神経↓  副交感神経↑の状況が理想です。)

 

 

 

それでは、睡眠時の自律神経の関係性には

どのようなパターンがあるのかについて見ていきましょう。

 

 

 

①交感神経↓ 副交感神経↑タイプ

 

 

 

このように睡眠時に副交感神経が優位になる、とても理想的なタイプです。

 

 

 

身体がリラックスできている状態です。

しっかりと睡眠がとれている方は、このタイプだと考えられます。

朝の目覚めもスッキリして、一日の良いスタートが切れているはずですよ。

 

 

 

 

②交感神経↑  副交感神経↓タイプ

 

 

 

このパターンは

本来であれば昼間の行動的なときの働くはずの自律神経の関係性です。

 

 

 

夜寝る時間帯に、頭が働いていたり行動しようとしてる状態です。

つまり、昼夜逆転の生活になって眠れなくなっている可能性が高いので

注意したいです。

 

 

 

 

③交感神経↑ 副交感神経↑タイプ

 

 

 

これは、睡眠時にも関わらず

交感神経・副交感神経共に優位になっているパターンです。

 

 

 

副交感神経が優位で、身体はリラックスして睡眠を取りたいはずなのに

交感神経も優位のため身体は行動しようとします。

 

 

 

つまり、睡眠時に興奮してしまい

疲れているのに寝れないという状況に陥るのです。

 

 

 

いろんな方のお話を聞いていると、このパターンは少なくないです。

 

 

 

 

 

④交感神経↓  副交感神経↓タイプ

 

 

不眠ではないのですが、睡眠の質は良くないタイプです。

このパターンは交感神経が優位にならないため、身体は動こうとしない状態です。

 

 

 

動きたくない、常に眠いという方は

交感神経も副交感神経も機能が低下している可能性があります。

 

 

 

上記に挙げたパターンで、不眠を引き起こしてしまうのは2つです。

②交感神経↑ 副交感神経↓タイプ

交感神経↑ 副交感神経↑タイプ

 

 

 

睡眠の質を上げるには

自律神経のバランスを整えていくことがとても大切になるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

睡眠の質を上げる『寝たまま首押しポーズ』とは?!

 

 

不眠は、自律神経の関係性が大きく関わっていることが理解できたかと思います。

いずれにしても、いかに身体をリラックスさせて、睡眠の体勢に入れるか!!

ここが、超重要ポイントになります。

 

 

 

そこで、今回は寝る前に寝たまま行えて、リラックスできる方法をご紹介します。

それは・・・

 

 

 

『寝たまま首押しポーズ』

 

 

 

首は脳と身体をつなぐ部分ですね。

首を緩めてあげることで身体の力が抜けてリラックスできますので

一緒に行なってみましょう。

 

 

 

タイトルには1分としていますが、慣れてくれば1分かからずに行なえるものですよ。

 

 

 

 

【寝たまま首押しポーズ】

 

①後頭部と首の境目に窪みがあるので確認する。

(画像の左右人差し指のラインです。)

 

 

 

 

②仰向けになる。

 

③頭部と首の境目を人差し指、もしくは中指で押圧する。

 

 

 

 

④ツーンと響くところや心地よく感じるところを10秒押圧する。

 

⑤反対側も同様に行う。

 

 

 

 *ポイント

『寝たまま首押しポーズ』を行っている最中に眠くなったら

途中で構わないので、眠ってしまって構いません。

 

 

 

『寝たまま首押しポーズ』に関しましては、こちらの本にも紹介されています。

 

 

【寝たまま『耳ピタ』ポーズ】

https://amzn.to/2trxxIr

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

睡眠の質を上げるためには

自律神経のバランスを整えていくことが、とても大切だということが理解できたかと思います。

 

 

そのための方法として、今回は『寝たまま首押しポーズ』をご紹介しました。

寝たままで手軽に行えるので、習慣にしていただければ嬉しいです。

 

 

もしかすると、うまく首を押せないかもしれません。

実際に、どの場所をどのように押していくのかというワークショップを

月に2回開催しています。

 

 

 

こちらにも参加してみてくださいね。

 

 

【美しい姿勢づくりワークショップ】

https://jmtta.org/beautiful-posture/

 

 

 

川﨑 玄輝(かわさき げんき)

 

一般社団法人日本施術マイスター養成協会認定猫背矯正マイスター®

『美しい姿勢スペシャリスト』認定講座講師